検査・設備のご案内
Inspections And Equipment

MRI(磁気共鳴画像)とは、強い磁石と電波を使って体の内部の状態を検査する方法です。放射線による被曝や患者様の体を傷つけることなく、いろいろな角度から体の断層写真を撮影することができます。CT画像に比べ脳梗塞や腫瘍などがより詳しくわかります。
当院では高度医療機器整備の一環として、高磁場MRイメージング(MRI)装置を運用しています。
従来のMRI機器と比べ飛躍的に撮影能力が向上し、より高精細、高品質な画像を早く撮影することが可能となりました。また、被検者に対して圧迫感や不安感を与えることのない様々な工夫が施されており、被検者の負担を軽減しています。
特殊な磁場を加えることにより、通常のMRI画像やCT検査ではわからないような超急性期の脳梗塞がわかります。
③のdiffusion画像では①や②の写真ではわかりにくい超急性期脳梗塞が分かります。
造影剤を使わずに脳血管の立体像を描出し、あらゆる角度から脳血管を観察でき、脳血管の狭窄部位や未破裂動脈瘤を発見できます。
また、必要に応じて造影剤を使用し、より正確な診断ができます。

X線とコンピューターを使い、輪切りの透視画像を連続して写すことで、身体(頭部、幹部、四肢)の内部構造を精密に検査する手段です。
MR画像に比べ脳内出血、頭蓋骨の骨折などがより詳しくわかります。
連続データの再構築により、骨の立体像(3DCT)や造影剤を使用した血管の立体像(3DCTA)が観察できます。
主にカテーテルを用いて、目的とする脳血管や心臓血管に造影剤を注入し、デジタル処理されたX線画像によって鮮明な血管像写真を撮影します。
血管の狭窄・閉塞部位や脳動脈瘤・先天性血管異常などの病変を診断する方法です。同時に血管治療も行うことができます。
当院では高度医療機器整備の一環として、患者様優先の血管撮影装置と、手術室でも対応できる移動型デジタルアンギオ装置を導入しています。
デジタル方式X線撮影装置の導入により従来機に比べ検査時間の短縮や放射線被爆量を大幅に低減しながら、より鮮明な画像で診断できるようになりました。